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家族構成で考える防災用簡易トイレの備え方と回数目安

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災害時に最も困る「トイレ対策」。断水・停電時でも使える防災用簡易トイレの選び方を、自立型・折りたたみ・ポータブル別に解説。備蓄回数の目安も紹介。

家族構成で選ぶ防災用簡易トイレ 必要な備えと回数目安 トップ画


災害への備えとして、食料や水は準備している方が多い一方で、「トイレ対策」は後回しになりがちではないでしょうか。

断水が起きると、自宅のトイレは配管破損や水不足で使えなくなります。
また、避難所のトイレは数時間〜数日で不衛生になり、強いストレスの原因になることも少なくありません。

※災害時には断水等の影響により、家庭や避難所のトイレが使用できなくなる場合があります。
※出典: 災害時、家のトイレが使えないかも(防災広報誌 令和6年11月号)|内閣府 防災情報

※出典: 携帯トイレの備蓄を呼びかける自治体防災ページ|神奈川県


実際、災害時のトイレ問題は「想像以上につらかった」という声も多く、 備えの有無が避難生活の快適さを大きく左右します。

そんな中で注目したいのが、場所を選ばず使える「自立型の簡易トイレ」です。
便器にかぶせるタイプだけでなく、別途“自立する簡易トイレ”を用意しておくことで、より衛生的で安心できる環境を確保できます。

この記事では、簡易トイレのタイプ別の特徴や選び方、必要な備蓄量の目安をわかりやすく解説します。

失敗しない簡易トイレの選び方

省スペース重視!コンパクトにたためるタイプ

「備蓄スペースが限られている」「車に積んでおきたい」という方には、折りたたみ式の簡易トイレが向いています。

軽量タイプ(耐荷重が軽め)

「とりあえず1つ用意したい」「非常用として割り切る」 という場合は、まずは軽量・簡易タイプから備えるのがおすすめです。

プラスチック製や強化段ボール製のシンプルな構造で、とにかく軽く、組み立ても簡単。
女性や子どもでも短時間で設置できるため、予備用・サブ用途としておすすめです。

耐荷重 ~100kgの安心設計

大柄な男性が座ってもガタつかない、頑丈な折りたたみ式も増えています。

椅子としても使えるタイプなら、アウトドアや車中泊など日常使いとの兼用も可能です。

「いつもの座り心地」を求めるならポータブルトイレ

避難生活が長引くと、意外と負担になるのが座面の低さ・不安定さです。
ポータブルトイレは、自宅の便座に近い高さと安定感があり、
  • 高齢の方
  • 足腰に不安がある方
  • 長期避難を想定しているご家庭
に特に向いています。

設置スペースに余裕があるなら、最もストレスが少ない選択肢と言えるでしょう。

今使用しているトイレをそのまま使用

断水時でも、今使用しているトイレをそのまま使用するという選択肢もあります。

その場合は、
  • 便座に簡易トイレ用の袋をかぶせる
  • 袋が濡れないよう、便座カバーをしておく
といった工夫がおすすめです。

配管破損の恐れがある場合は、必ず使用を控えましょう。

絶対こだわるべき「凝固剤と防臭袋」

本体と同じくらい重要なのが、排泄物を処理するセット内容です。

凝固剤は「素早さ」が命

振りかけるだけで一瞬で固まるタイプを選びましょう。
水分をしっかり吸収することで、処理時の漏れや跳ね返りを防ぎます。

凝固力は妥協しないのがポイントです。

「臭わない袋」をセットにするのが必須

災害時、ゴミ回収が止まると部屋中に臭いが充満します。
「BOS(ボス)」などの高機能な防臭袋がセットになっているもの、あるいは別途買い足しておく。

これだけで、室内の衛生環境が大きく変わります

タイプ別 比較表

タイプ特徴おすすめの方
軽量折りたたみ コンパクト・低価格 備蓄スペースを抑えたい方
高耐荷重タイプ 頑丈(〜100㎏) 体格の良い男性がいるご家庭
ポータブル式 安定感・座りやすい 高齢の方・足腰が弱い方
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災害時のトイレ使用回数と7日分備蓄の目安

防災時のトイレ使用回数は、1人あたり1日5〜7回が目安とされています。
防災用簡易トイレは「1日あたりの使用回数 × 人数 × 日数」で考えるのが基本です。

最低でも3日分、できれば在宅避難を想定して7日分の備蓄があると安心です。

※災害時のトイレ使用回数の目安については、東京都の防災資料でも「1日5〜7回程度」と示されています。
※出典: 在宅避難のポイント|東京都防災ホームページ



家族人数3日分7日分
1人 15回分 35回分
2人 30回分 70回分
3人 45回分 105回分
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※ 余裕をもった備えがおすすめです。

防災用簡易トイレ|必要回数の目安(7日分)

※1人あたり1日5回を目安にしています。
(大人の平均的な排泄回数+災害時のストレス増加を考慮)

家族構成1日あたり7日分合計備考
一人暮らし 5回 35回 最低限。余裕があれば+10回
夫婦2人 10回 70回 在宅避難想定
3人家族 15回 105回 子ども含む想定
4人家族 20回 140回 推奨ライン
5人家族 25回 175回 まとめ買い推奨
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ポイント:高齢者・介護が必要な方がいる場合
1人あたり+2〜3回/日 を目安に追加
夜間・失禁対策として
ポータブルトイレ+凝固剤多め が安心

4人家族なら最低140回分(7日分) 高齢者がいる家庭では 150〜160回分 を目安に備えると安心です。

なぜ「7日分」のトイレ備蓄が必要なのか

防災備蓄は「最低3日分」と言われることが多いですが、トイレに関しては7日分の備蓄が推奨されています。

大規模災害では、ライフラインの復旧や支援が行き届くまでに1週間以上かかるケースがあるためトイレ備蓄については「7日分以上」を推奨する自治体も増えています。

災害用トイレは、1人あたり7日分(約35回分)の備蓄が推奨されています。
※出典: トイレ備蓄 忘れていませんか|経済産業省

防災トイレの使用後の廃棄方法

防災トイレ(携帯トイレ・簡易トイレ)は、使用後に凝固剤で排泄物を固め、防臭袋などに入れてしっかり密閉したうえで、自治体の指示に従い「可燃ごみ」として出すのが一般的です。

※廃棄方法は自治体や災害時の状況によって異なる場合があります
必ずお住まいの自治体の指示を確認してください。

注意:絶対に「トイレに流さない」
凝固剤で固まったものを無理にトイレに流すと、詰まりの原因になります。特に断水や配管破損がある場合、集合住宅では階下への漏水事故につながる恐れがあるため厳禁です。

屋外で使う場合に備えて「目隠しテント」も検討しよう

災害時、やむを得ず屋外で簡易トイレを使用する状況になることもあります。 そのような場合に役立つのが、防災用の目隠しテントです。

目隠しテントがあることで、

  • 周囲の視線を遮り、プライバシーを確保できる
  • 雨や風を防ぎ、悪天候でも使用しやすい
  • 夜間や人目のある場所でも、心理的な負担を軽減

特に、避難所が満員の場合や、自宅敷地内・駐車場・屋外スペースでの使用を想定する場合には、 簡易トイレ本体とセットで備えておくと安心です。

最近では、ワンタッチで設営できる軽量タイプや、 トイレ・更衣室・簡易シャワー兼用として使えるモデルもあります。 収納サイズや設置のしやすさを確認して選びましょう。

強風時は転倒防止のため、ペグや重りを使用するなど安全対策を行ってください。

まとめ:家族に合った「安心」を選ぼう

簡易トイレ選びのポイントをまとめました。

  • 収納場所がない・車載用: 軽量な折りたたみタイプ

  • 家族に大人が多い: 頑丈タイプ
  • 高齢者がいる・快適性重視: ポータブルトイレタイプ
  • 共通の必須アイテム: 強力な凝固剤 + BOSなどの防臭袋


まずは家族人数 × 3日分を目安に、無理のないところから備えを始めてみてください。

迷っているならまずはこれだけでも。

防災用簡易トイレに関するよくある質問

Q&A

Q. 簡易トイレは最低何回分用意すればいいですか?

目安は1人あたり1日5回程度です。家族の人数と避難日数(最低7日)を掛け合わせて備蓄量を考えましょう。

Q. 使用後の簡易トイレは本当に可燃ごみで出せますか?

基本的には可燃ごみとして処理されますが、自治体ごとにルールが異なります。必ずお住まいの自治体の指示を確認してください。

Q. 高齢者がいる家庭におすすめの防災トイレは?

立ち座りが楽なポータブルトイレタイプや、安定感のある組み立て式トイレがおすすめです。

次にやってみよう

トイレ対策ができたら、さらに“生活を守る備え”を進めてみましょう。

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ゆん
はじめまして。防災初心者・アラフィフのゆんです。

正直に言うと、つい最近まで防災の準備をきちんとしていませんでした。
非常食もなく、防災バッグもないまま…。
「そのうちやろう」と思い続けて、気づけば何年も経っていました。

そんな私の意識を変えたのは、相次いで起きた地震のニュースでした。

もし今、「防災って、何から始めればいいの?」と不安に感じている方がいたら、
このブログが少しでもヒントになればうれしいです。

無理なく、できることから。安心できる備えを一緒に整えていきましょう。